任意整理 期間

これから任意整理を検討している人にとって、どれくらいの期間がかかるのかはとても気になると思います。

人によっては、任意整理を実行するかどうかに関わる問題にもなりますので、任意整理の手続きや返済にかかる期間を見ていきたいと思います。

任意整理の手続きにかかる期間

任意整理 期間

  • 3ヶ月から6ヶ月

任意整理の手続きにかかる期間は大体3ヶ月から6ヶ月と言われています。

任意整理は、債権者と個別に借金の減額交渉をして、借金減額に合意する債務整理の手続きです。

手続きは裁判所への申し立てではなく、各債権者との交渉となりますので、債権者との交渉が長引けばそれだけ任意整理にかかる期間も長くなります。


取り立てはすぐに止まる

任意整理 期間

手続きに3ヶ月から6ヶ月かかると、気になるのはその間の返済ですが、任意整理を専門家に依頼すると受任通知という通知が各債権者へ送られ、以降は返済や取り立てが一切ストップします。

そのため、任意整理の期間が長くかかってしまっても返済もストップしているため、債務者にとってはそれほど痛手ではありません。

むしろその間に任意整理後の返済のためのお金を準備したり、弁護士への報酬を準備することができます。

仮に毎月5万円を返済していた人が3ヶ月返済が止まると15万円が丸々浮くことになり他のことにお金を回せます。6ヶ月の場合は30万円です。

任意整理はスムーズに進むと3ヶ月程度で手続きが完了しますが、交渉が長引くと6ヶ月程度かかることもあります。

早く任意整理をしたい気持ちはあると思いますが、任意整理の手続きが多少長引いてもイライラせず、むしろ返済が止まっている期間が長くなってラッキーくらいの気持ちで弁護士からの連絡を待ちたいですね。

任意整理を依頼したら、後は和解成立の連絡が弁護士から来るのを待つだけです。


任意整理はどれくらいの期間で分割返済をするのか?

任意整理 期間

任意整理をした後、借金は利息をカットした元本を3年から5年かけて返済していくことになります。

分割払いの回数で言うと、36回から60回です。

分割払いは36回までしか応じない方針の金融機関もありますので、任意整理のシミュレーションをする際には36回払いで3年間で完済する形で無理のない返済ができるかをシミュレーションしておく必要があります。

返済期間は短いほど分割回数も少なくなるため、毎月の負担が増します。

そのため、返済期間は長いほどうれしいですが、一方で返済期間が長いということはそれだけ長い間借金の返済生活が続くことも意味します。

任意整理後の返済は精神的にもきつく、早く開放されたいと思う人も多いので、その辺りも考慮して返済期間や分割回数を弁護士と話し合い検討していく必要があります。


任意整理後、借金完済までの期間

任意整理 期間

任意整理後、借金完済までの期間は上述した通り3年から5年です。

任意整理は繰り上げ返済をすることもできるので、まとまったお金が入った際に繰り上げ返済や一括返済をすることで借金完済までの期間を短くすることができます。

ただし、任意整理は利息カットするのが一般的ですので、利息がカットされていれば繰り上げ返済しても総返済額は変わりません。

繰り上げ返済や一括返済に経済的メリットはありませんが、気持ち的に借金を早く完済したい人は検討されると良いと思います。


任意整理後、クレジットカードを作れない期間

任意整理 期間

なお、任意整理をすると信用情報機関に金融事故情報(異動情報)が登録されるため、いわゆるブラックリスト状態となります。

ローンの審査やクレジットカードの発行審査では、信用情報機関の情報が参照されるため、ブラック状態だとこれらの審査にはまず通りません。

そのため、任意整理をすると5年から10年の間はクレジットカードが作れません。

任意整理 期間

5年から10年と幅があるのは、信用情報機関に事故情報を登録するタイミングが業者によって異なるためです。

一般的に受任通知を受け取ってすぐに事故情報が登録されます。その場合は任意整理後5年で事故情報は消えます。

債権者によっては借金の完済後に事故情報を登録する業者もいますので、その場合は3年から5年の返済期間+5年の期間が必要となり、8年から10年ブラック状態が続くことになります。

任意整理後5年でクレジットカードの申し込みができるか知りたい人は、信用情報期間に情報開示を請求することができますので、そちらも検討されると良いでしょう。


任意整理後に返済期間の延長はできる?

任意整理 期間

任意整理後に返済が厳しくなった場合、返済期間を延長したい人もいると思います。

一度和解した内容を変更する場合、債権者の再和解への同意が必要になります。

認めてもらえるかはわからず交渉決裂となる可能性も高いです。

交渉のハードルも上がるので、弁護士や司法書士が受けてくれない可能性もあります。

任意整理 期間

また、再和解の交渉から期間延長までの手続きを行う場合、弁護士や司法書士への報酬ももう一度必要になります。

さらに再和解した時点で信用情報機関に事故情報が登録されるので、改めてブラック状態が5年続くことになります。

このように、任意整理の返済期間の延長はかなりハードルが高く、デメリットもたくさんあります。

個人再生や自己破産も検討する必要がありますので、一度弁護士に相談されるのが良いでしょう。


まとめ

任意整理 期間

任意整理の期間について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 任意整理にかかる期間は3ヶ月から6ヶ月
  • 任意整理の返済期間は3年から5年
  • 任意整理後、5年から10年はクレジットカードが作れない

任意整理にかかる期間は3ヶ月から6ヶ月となっています。

一度任意整理を専門家へ依頼すると、すぐに取り立ては止まり返済も一時的にストップします。

後は和解成立まで待つだけです。

任意整理にかかる期間はやきもきしますが、返済が止まるのは大きいので、その期間にお金を準備することができます。

まずは専門家に相談してみて、自分の場合どれくらい期間がかかりそうかなどを聞いて任意整理するかどうかの決断をされるのが良いでしょう。

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