自己破産 反省文

自己破産の手続きの中では、陳述書や反省文の提出を求められることがあります。

陳述書、反省文はそれぞれどのような役割でどう書けばよいのか、陳述書や反省文の役割や書き方について見ていきたいと思います。

自己破産における陳述書と反省文

陳述書とは

自己破産 反省文
自己破産における陳述書とは、自己破産に至る経緯を説明するための書類です。

はじめての借入から現在に至るまでの流れや、現在の負債状況などを説明して記載します。

  • 借入の流れ
  • はじめて借金をした経緯
  • 返済できなくなった理由
  • 自己破産を選択した理由
  • 職歴
  • 家族関係
  • 収入
  • 資産状況
  • 住居の状況
  • 負債状況


反省文とは

自己破産 反省文

自己破産における反省文は、免責不許可事由にある人でも免責を受けたい時に提出するものです。

陳述書が借金や自己破産をする経緯や理由を記載する書面であるのに対して、反省文は文字通りそのような事態となってしまったことを反省する文です。

反省して二度とこのような事態には陥らないことを裁判官にわかってもらうために、自分の気持ちを書きます。

陳述書が破産に至った経緯や借入額などの事実を主に記載するのに対して、反省文は自己破産する状況になったことの反省や今後の生活にかける思いなど気持ちや心情を主に記載するものです。


自己破産で反省文が必要になるケース

自己破産 反省文

自己破産で反省文が必要になるケースは、主に免責不許可事由のある破産希望者に対して、裁判所が裁量免責を行う際に必要となります。

簡単に言うと、本来は自己破産が認められない人に対して、裁判所の判断で自己破産を認めるために反省文が必要になります。


自己破産の免責不許可事由

自己破産 反省文

それでは、免責不許可事由裁量免責とは何なのでしょうか。

まず免責不許可事由とは、借金の理由などから本来自己破産が認められない事由です。

自己破産に関する法律を定めた破産法では、浪費や賭博、射倖行為がある場合には法律上免責が不許可になるとされています。

ギャンブルや浪費以外にも、以下の免責不許可事由があります。

  • 借金の理由がギャンブル・遊興費・飲食費などの場合
  • 7年以内に自己破産をしている場合
  • 資産を隠したり、不当に処分している場合
  • 債権者のすべてを申告しなかった場合
  • 一部の債権者へ返済を行った場合
  • 破産管財人に非協力的な場合


自己破産の裁量免責

自己破産 反省文

ただし、免責不許可事由があっても必ずしも自己破産が認められないわけではないです。

自己破産の免責不許可事由であっても、裁判所が裁量で自己破産を認めるのが「裁量免責」です。

やむにやまれない理由でそうなったことや、反省して二度と同じ過ちは繰り返さない、借金を免責されたらきちんと人生をやり直すという熱い気持ちを裁判所が感じてくれれば、ギャンブルが原因で作った借金の場合でも自己破産が認められることがあります。

自己破産 反省文

免責不許可事由があっても自己破産が認められるかどうかは、裁判所の裁量で決まるので、反省の意をきちんと示した反省文が必要になります。

裁判官にきちんと反省の気持ちが伝わるように、破産申立人が借金の理由に大変反省していることを強調して、今後の生活をやり直す意欲も伝えましょう。

自分の気持を素直に文章にするのが一番ですが、不安な人は自己破産を相談している弁護士などにチェックしてもらって、意見を聞きながら書くのも良いと思います。


自己破産で求められる反省文の書き方

本人が手書きで書くのが大前提

反省文の書き方として、まず破産申立人本人が書くのが大前提となります。

弁護士に手続きを依頼している人でも反省文については自分で作成する必要があります。

また反省文ですからワープロやパソコンではなく、手書きで作成します。

自分の言葉で丁寧な文字で書くことで、反省や熱意を伝えます。

殴り書きでなければきれいな字である必要はありません。字が汚い人でも自分の言葉できちんと書くことが重要です。


反省文の内容

自己破産 反省文

反省文には決まった書式はありませんので、借金に至った経緯増えていった状況を簡単に振り返り、その時の自分の行動気持ちにどんな問題があったのかを振り返ります。

また、借金をしたことで自分の周りの人債権者にどのような影響があったのか、結果、破産に至ったことをどう反省するかなどを記載します。

最後に、借金が免責されたら今後どのような気持ちで生活をしていき、借金しない生活のためにどのような心構えを持つかなどの決意を述べます。

反省文では大変反省している気持ちを表すため、あまりに短文は避け、原稿用紙2枚くらいのボリュームは必要であるといえます。

弁護士や管財人から指示がある場合には、その分量を目安に作成するのが良いでしょう。

自己破産 反省文

また提出期限ギリギリに提出するのも心象が悪いので、期限に余裕をもって提出することでより反省の意を伝えることができます。

本気で反省しているのかを自分に問いかけ、反省しているならどういう行動を取るべきか考えると、裁判官の心にも響く反省文が書けると思います。

不安な人は弁護士に確認してもらうのが良いでしょう。


まとめ

自己破産 反省文

自己破産の時に反省分を求められるケースや反省文の書き方などを見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 自己破産には免責不許可事由がある
  • 免責不許可事由でも裁判所の裁量で免責になることがある
  • 免責不許可事由がある人が免責を受ける際に反省文が必要

自己破産には、借金の理由などによって免責が認められない免責不許可事由があります。

免責不許可事由がある人は原則自己破産が認められませんが、裁判所の裁量で免責になることもあります。

裁量免責を受けるためには、裁判官へ反省文の提出が必要になります。

自己破産 反省文

ギャンブルや遊興費で借金を重ねてしまった免責不許可事由の人が自己破産を受けるには裁量免責となりますので、反省の気持ちや今後の生活への熱意をしっかり反省文にして新しい人生を勝ち取りましょう。

自己破産を検討されている人は、別の選択肢もあるかもしれませので、まずは弁護士に無料相談されることをおすすめします。

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