大手消費者金融のモビットは借りている人が多いので、その分返済が難しくなって任意整理など債務整理を検討する人も多くいます。
任意整理となると債権者との交渉となりますので、モビットは任意整理の交渉に応じてくれるのか、また過払い金はあるのかなど、モビットの任意整理の特徴を見ていきたいと思います。
モビットの借金は任意整理できる?
- モビットは任意整理できる
- 過払い金は発生しない
- 滞納していても任意整理できる
モビットは任意整理できる
モビットは大手消費者金融でもあり、任意整理の交渉に応じてくれます。
モビットは三井住友銀行グループで、銀行系の消費者金融と言われています。
そのため、任意整理の交渉姿勢についても、良くも悪くも銀行系という感じです
過払い金は発生しない
もともと銀行系で金利が低かったため、過払い金のもととなるグレーゾーン金利での貸付がないため、過払い金が発生することはありません。
最近は他の消費者金融でも過払い金が発生することは少なくなりましたが、古い取引の場合には過払い金が発生することがあります。
ですが、どんなに古い取引であってもモビットは過払い金が発生することはありません。
滞納していても任意整理できる
また、1ヶ月から3ヶ月の滞納をしていても任意整理の交渉に応じてくれます。
モビットの場合は滞納があるとすぐに債権譲渡されて、債権が他の会社に移動している可能性も高いですが、滞納のある状態でもモビットに債権があれば任意整理の交渉に応じてくれます。
この辺りは好意的に任意整理の交渉に応じてくれると言って良いでしょう。
ただし、返済を一度もせずに任意整理をすると、モビットも交渉に応じてくれないばかりか、詐欺罪に問われる恐れもありますので注意が必要です。
モビットの任意整理の減額相場
- 将来利息をカットできる
- 返済期間は1年から5年
- 和解までの期間は3ヶ月
将来利息のカット
任意整理は将来利息をカットして、残った元本を3年から5年で返済していくことが多いです。
ただ、上記はあくまで相場であり、任意整理は裁判所を通さずに債権者と個別に交渉をしていくことになり、交渉に応じるか、またどれくらい借金の減額に応じるかは債権者側の「任意」です。
ですので、弁護士がいくらこれくらいの減額幅でいけるといっても、実際には交渉してみないとわかりません。
モビットでは、将来利息のカットの交渉には応じてくれ、全額免除できる可能性は高いです。
また任意整理の交渉を開始してから和解成立までの期間に発生した利息を「経過利息」といいますが、この経過利息についてもほぼ全額免除してもらえる可能性が高いです。
ただし、短期で返済することになる場合は、将来利息のカットに応じてくれないケースもあります。
基本的には利息カットに応じてくれるものの、必ずではないという点は理解しておく必要があります。
返済期間は1年から5年
モビットで任意整理をする場合、返済期間は1年(12回払い)から5年(60回払い)となることが多いです。
将来利息のカットができると、返済期間が長くても利息が増えることはないので、返済期間は長いほど毎月の返済額が少なくなって有利です。
メリットはないですが、繰上げ返済をすることもできます。
ですので、できるだけ返済期間は長くして和解した方が良いでしょう。
分割払いの金額は最低5,000円となっており、月の返済額が5,000円以上になるような返済期間(分割回数)となります。
モビットでは任意整理の相場である3年から5年の返済期間となることが多いですが、返済実績によっては返済期間を1年として交渉されることもあります。
この辺りはなんとも言えませんが、借金問題に強い弁護士に依頼して、なるべく長い返済期間で合意を勝ち取りたいですね。
和解までの期間は3ヶ月
モビットと任意整理の交渉をする場合、和解までの期間は3ヶ月程度となります。
本来任意整理の交渉はどんなに長くても問題はないのですが、モビットは任意整理の交渉から3ヶ月が経過すると訴訟を起こしてきて、裁判の手続きに入ってしまいます。
弁護士など代理人が入っていても対応は変わりませんので、モビットと任意整理をする時は3ヶ月以内に和解まで持っていく必要があります。
裁判になると、元本と利息の全額返済ばかりか、交渉期間中の経過利息および遅延損害金まで請求されることになりますので注意しましょう。
このように、和解までの交渉期間が長引くと訴訟になる恐れもありますので、借金問題に強い弁護士に依頼して早めに和解に持ち込んでもらう必要があります。
借金問題の実績豊富な全国対応の弁護士事務所ならモビットの特徴もよくわかっていますので、交渉を長引かせて訴訟になるリスクも最小限にすることができます。
弁護士が介入して債務整理の手続きに入ると、取り立てが止まって債権者への返済が一時的にストップします。
これまで返済していた金額を弁護士費用に充てることで多くの人が弁護士費用を払えるのですが、手続きに入った後法律事務所の中には弁護士費用の回収ができるまで手続きの期間を引き伸ばすところもあります。
法律事務所がモビットの特徴がわかっていないと、手続きを伸ばしている間に訴訟になってしまったというケースも考えられます。
そうなると、損をするのは債務者であるあなただけです。
トラブルを防ぐためにも、必ず借金問題に強い弁護士事務所に任意整理を依頼するようにしましょう。
まとめ
モビットで任意整理できるか、また交渉の相場や注意点を見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- モビットは任意整理できる
- 将来利息がカットできて、返済期間は1年から5年
- 和解までの期間が3ヶ月以上になると訴訟される
大手消費者金融のモビットは任意整理の交渉に応じてくれて、将来利息の全額免除はかなり期待できます。
また返済期間は1年から5年となります。
大手の会社だけあり、任意整理の交渉には好意的に応じてくれますので、任意整理の手続きをする際にも安心です。
ただし、銀行系消費者金融であるためか、画一的な対応も見られ、任意整理の交渉開始から3ヶ月で和解が成立しないと訴訟をしてきて、裁判での手続きとなってしまいます。
そうなると、利息カットできずに全額返済を迫られ、弁護士費用だけがかさむことになりますので、モビットと任意整理の交渉をする際は交渉スピードに注意する必要があります。
きちんと交渉をすれば大きなトラブルにはなりませんので、モビットと任意整理する際は、きちんと借金問題に強い弁護士に相談・依頼することが重要になります。
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